新市指定文化財(令和4年12月20日指定)
新たに文化財が指定されました
指定文化財46 元禄十年銘銅板向い狐絵馬(げんろくじゅうねんめい どうばんむかいぎつねえま)
所在地:蕨市錦町3-2-8〈宗教法人 神習教光徳支教会(通称:御嶽山)〉
画面サイズ:縦26.6センチメートル、横35.3センチメートル。
この絵馬は、元禄10年(1697)に「江戸丸屋町五郎兵衛」、「同出雲町庄兵衛」によって奉納されたものです。
絵馬の表面は銅板でできており、そこには稲を咥えた狐(左)と蔵の鈎を咥えた狐(右)の2頭が向かい合って座している姿が描かれています。稲は五穀豊穣、蔵の鈎は財物や穀物を納める意味で、富の象徴と考えられています。
現在のところ、市内最古の絵馬であり、土中から出現したものであるにも関わらず保存状態も良く、年代や奉納者が分かる、大変貴重な民俗資料といえます。
〔※一般公開はしていません〕
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