長泉院梵鐘(市指定文化財)

ページ番号1003469  更新日 令和1年11月23日

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所在地:蕨市中央5-13

写真1
長泉院梵鐘

市指定文化財

甘露山長泉院(かんろさんちょうせんいん)は、真言律宗、東京都湯島の霊雲寺派に属する寺院で、宝暦3年(1753)に創建されました。本尊は大威徳明王(だいいとくみょうおう)。檀家をもたない祈願寺です。

長泉院の梵鐘(ぼんしょう)は、宝暦8年(1758)に江戸神田鍛冶町の小幡内匠によって作られたもので、江戸時代の名鐘の1つに数えられています。
この梵鐘の特徴として、「乳(にゅう)をもたず、かわりに梵字が鋳出されている」「撞座(つきざ)を4個持っている(普通は2個)」「撞座の中央に梵字が鋳出されている」ことなどがあげられ、戦時中の金属供出も免除となりました。
音色も美しく、円実という沙弥(しゃみ)が創建したことから、「おしゃみの鐘」と呼ばれています。

〔※長泉院の鐘楼は境内からの見学はできますが、本堂の屋上にあるため本堂内部からの見学はできません〕

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