渋川公墓(宝樹院)(市指定文化財)
所在地:蕨市中央2-10
市指定文化財
金峯山宝樹院(きんぷさん ほうじゅいん)は、渋川氏を開基とする臨済宗の寺院です。
川口市芝の長徳寺の末寺で、本尊は地蔵菩薩を祀っています。
創建年代は明らかではありませんが、観応3年(1352)には蕨郷が渋川氏の所領であったことから、それ以前の創建と考えられます。
宝樹院にあるこの石碑は、永禄10年(1567)に上総国三舟山合戦で敗死した渋川公と、その死を悲しみ群馬県の榛名湖(はるなこ)に入水(じゅすい)した夫人とを祀ったものです。
この石碑は、渋川公夫妻の250年忌にあたる、文化13年(1816)に渋川氏家臣の子孫たちにより造立されました。
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