堂山

ページ番号1003462  更新日 令和1年11月23日

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所在地:蕨市錦町6-5

堂山(どやま)は、明治4年(1871)に廃寺となった東光寺(三学院の門徒)の墓地です。地蔵堂が残されており、中には本尊であった不動明王が祀られています。

庚申塔(こうしんとう)〈寛文10年銘〉 市指定文化財

写真:寛文10年建立の庚申塔

堂山にあるこの庚申塔は、寛文10年(1670)に東光寺住職ら16人により、全員の逆修〔ぎゃくしゅ:生きているうちに自分の死後の冥福を祈る仏事〕供養のため造立されたもので、舟形光背に薬師如来像が浮き彫りにされています。

薬師如来像が浮き彫りにされた庚申塔は、類例が非常に少なく、保存状態も良好で、大変珍しく貴重なものです。

庚申塔(こうしんとう)〈寛保4年銘〉

写真:寛保4年建立の庚申塔

堂山にあるこの庚申塔は、寛保4年(1744)に造立されたものです。
正面には、青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)・邪鬼(じゃき)・三猿(さんざる)が浮き彫りにされています。

女性中心の講によって造立されたもので、台石には100名の女性の名前が刻まれています。

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