ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種について

ページ番号1001845  更新日 令和7年6月17日

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HPVワクチンのキャッチアップ接種の経過措置について

HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況を踏まえ、令和4年4月1日~令和7年3月末までに1回以上接種をされた方が、全3回の接種を公費で完了できるよう経過措置が設けられました。

◯対象者 以下のすべてにあてはまる方

 平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性

 令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方で、未完了の方

 

◯期間

令和8年3月31日まで

接種間隔

接種間隔

ヒトパピローマウイルス感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。

特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

ワクチンを接種することで、HPVの感染とそれによる子宮頸部異形成を予防する効果が示されており接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

令和3年11月に積極的接種勧奨が再開されました。研究でHPVワクチンは特別に副反応が起こりやすいわけではないことが確かめられています。

 

HPVワクチンの対象・接種方法・接種場所等

対象の方は、定期接種としてHPVワクチンを接種することができます。(過去に接種したワクチンの情報(種類や接種間隔)については、母子健康手帳等でご確認ください)

対象

<定期接種>

市内在住の小学校6年~高校1年相当の年齢の女性(高校1年生の年度末まで)

 

<経過措置>※期間は令和8年3月31日まで

◯以下のすべてにあてはまる方

 平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性

 令和4年4月1日~令和7年年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方で、未完了の方

 

接種費用:無料(公費)

接種方法:母子健康手帳などで接種履歴を確認し、蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関に予約してください。接種当日、履歴が確認できるもの(接種済証、母子健康手帳など)、生年月日・住所が確認できる身分証明書をご持参ください。蕨・戸田市指定医療機関で予診票を記入していただきます。16歳未満の方は必ず保護者が同伴ください。

※予診票は、蕨・戸田市指定医療機関にあります。

接種場所:下記「蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関」をご参照ください。

指定医療機関をクリック

予診票:蕨・戸田市指定医療機関にありますので、接種時にご記入ください。

 

 

HPVワクチンの標準接種間隔について

現在、日本で認可されているHPVワクチンは3種類あり、それぞれで接種間隔が異なります。

シルガード®9

 1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合・・合計2回

 1回目(初回)

 2回目(1回目の接種から6か月後)

 

 1回目の接種を15歳になってから受ける場合・・合計3回

 1回目(初回)

 2回目(1回目の接種から2か月後)

 3回目(1回目の接種から6か月後)

 

サーバリックス®

 1回目 (初回)

 2回目(1回目の接種から1か月後)

 3回目(1回目の接種から6か月後)

 

ガーダシル®

 1回目(初回)

 2回目(1回目の接種から2か月後)

 3回目(1回目の接種から6か月後)

 

上記は標準的な接種間隔です。

ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種の積極的勧奨再開について

ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種(以下「HPVワクチン」という。)は、平成25年4月1日より予防接種法に基づく定期の予防接種となり、小学校6年生から高校1年生までの女性を対象に接種が始まりました。

しかし、接種後に疼痛や運動障害を中心とした多様な症状の報告が相次ぎ、厚生労働省は、平成25年6月14日付けの厚生労働省健康局長通知により、接種の積極的な勧奨を差し控えることとしました。

その後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会及び薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、HPVワクチンの有効性及び安全性に関する評価や接種後に生じた症状への対応、情報提供への取り組み等について継続的な議論が行われ、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回るとして、令和3年11月26日付け通知をもって積極的勧奨差し控えを終了することとなりました。

(市では令和4年度からHPVワクチンの個別通知を再開しています。)

詳細については厚生労働省ホームページ等もご参照ください。

なお、積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応については、時限的に、定期接種の対象年齢を超えて接種(以下「キャッチアップ接種」という)を令和7年3月まで実施しています。

対象の方は、下記のリーフレット等をよく御覧の上このワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で接種を受けてください。

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〒335-0001 埼玉県蕨市北町2丁目12番15号
電話:048-431-5590
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