ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種について
平成9年度から平成20年度生まれの女性の方は、令和7年3月で無料接種は終了します。
蕨市に住民票のある方は、蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関へご予約のうえ接種してください。
期間終了後に自費で接種する場合は3万円程度/回かかります。
接種間隔
ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。
特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
ワクチンを接種することで、HPVの感染とそれによる子宮頸部異形成を予防する効果が示されており接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。
令和3年11月に積極的接種勧奨が再開されました。研究でHPVワクチンは特別に副反応が起こりやすいわけではないことが確かめられています。
HPVワクチンの対象・接種方法・接種場所等
対象の方は、定期接種としてHPVワクチンを接種することができます。(過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳等でご確認ください)
対象:
<定期接種>
市内在住の小学校6年~高校1年相当の年齢の女性(高校1年生の年度末まで)
<キャッチアップ接種>
平成9年度生まれ~平成19年度生まれまで(H9年4月2日~H20年4月1日生まれ)の女性(接種を完了した方を除く) ※接種期間は令和4年4月~令和7年3月の3年間です。
接種費用:無料(公費)
接種方法:母子健康手帳などで接種履歴を確認し、蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関に予約してください。接種当日、母子健康手帳(お持ちの方)、生年月日・住所が確認できるもの(健康保険証など)をご持参ください。蕨・戸田市指定医療機関で予診票を記入していただきます。16歳未満の方は必ず保護者が同伴ください。
※予診票は、蕨・戸田市指定医療機関にあります。
接種場所:下記「蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関」をご参照ください。
※蕨・戸田市 HPV予防接種指定医療機関以外の医療機関で接種を希望する場合は、あらかじめ保健センターにご連絡をお願いします。
予診票:蕨・戸田市指定医療機関にありますので、接種時にご記入ください。
HPVワクチンの標準接種間隔について
現在、日本で認可されているHPVワクチンは3種類あり、それぞれで接種間隔が異なります。
シルガード®9
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合・・合計2回
1回目(初回)
2回目(1回目の接種から6か月後)
1回目の接種を15歳になってから受ける場合・・合計3回
1回目(初回)
2回目(1回目の接種から2か月後)
3回目(1回目の接種から6か月後)
サーバリックス®
1回目 (初回)
2回目(1回目の接種から1か月後)
3回目(1回目の接種から6か月後)
ガーダシル®
1回目(初回)
2回目(1回目の接種から2か月後)
3回目(1回目の接種から6か月後)
上記は標準的な接種間隔です。
- 埼玉県内の医療機関(相互乗り入れ接種協力医療機関)で予防接種を受ける場合
- 埼玉県外の医療機関で予防接種を受ける場合
- 厚生労働省ホームページ( ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~)(外部リンク)
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種の積極的勧奨再開について
ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)予防接種(以下「HPVワクチン」という。)は、平成25年4月1日より予防接種法に基づく定期の予防接種となり、小学校6年生から高校1年生までの女性を対象に接種が始まりました。
しかし、接種後に疼痛や運動障害を中心とした多様な症状の報告が相次ぎ、厚生労働省は、平成25年6月14日付けの厚生労働省健康局長通知により、接種の積極的な勧奨を差し控えることとしました。
その後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会及び薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において、HPVワクチンの有効性及び安全性に関する評価や接種後に生じた症状への対応、情報提供への取り組み等について継続的な議論が行われ、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回るとして、令和3年11月26日付け通知をもって積極的勧奨差し控えを終了することとなりました。
(市では令和4年度からHPVワクチンの個別通知を再開しています。)
詳細については厚生労働省ホームページ等もご参照ください。
なお、積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方への対応については、時限的に、定期接種の対象年齢を超えて接種(以下「キャッチアップ接種」という)を令和7年3月まで実施しています。
対象の方は、下記のリーフレット等をよく御覧の上このワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で接種を受けてください。
- HPVワクチン接種に関する無料オンライン相談 (PDF 7.1MB)
- HPVワクチンに関する相談先一覧(外部リンク)
- 接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関(外部リンク)
- HPVワクチンQ&A(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
HPVワクチン(2価・4価)を令和4年3月31日までに自費で接種した方
平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女性であって、令和4年3月31日までに自費でHPVワクチンを接種した方には、市が定める額以内の額で、接種料の助成をします。申請期限は令和7年3月までです。
詳しくは、下記「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)任意接種費用助成事業」を御覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部保健センター
〒335-0001 埼玉県蕨市北町2丁目12番15号
電話:048-431-5590
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