女性の健康について

ページ番号1011425  更新日 令和7年2月27日

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女性の健康について

女性は、生涯を通じて女性ホルモンの変動により、体や心に大きく影響を受けます。ライフステージによる自分自身の課題を知り、その課題解決の方法を知ることが大切です。

厚生労働省では、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。

蕨市では、女性が自らの健康に目を向け、自らが健康づくりを実践できるよう支援する、女性の健康づくりに取り組んでいます。体と心の健康づくりにぜひご利用ください。

「ライフステージごとのかかりやすい病気」

ライフステージごとのかかりやすい病気

(厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト」より引用)

がんについて

がんは早期発見・早期治療が重要です。そのためには定期的に健康診断やがん検診を受けることが大切です。
20代後半から50代前半まで、女性のがん罹患者数が男性を上回っています。働く世代の女性がもしがんと診断されたら、がん治療と家庭や仕事の両立について、家族等だけでなく、医師や職場の上司にも相談しましょう。

「性別・年齢別がん罹患者数(2017年)」

性別・年齢別がん罹患者数(2017年)

(厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト」より引用)

「性別がん罹患数の順位(2020年)」

性別がん罹患数の順位(2020年)

(国立研究開発法人国立がん研究センター「最新がん統計」をもとに作成)

女性特有のがんについて

がんの部位

特徴

乳がん

30代から増加、40代後半が発症のピークです。セルフチェック(自己検診)と検診で早期に発見しましょう。

子宮頸がん

20代後半~30代の発症率が増加傾向です。初期にはほとんど症状がなく、検診で早期発見すれば完治する可能性が高いがんです。HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染により発症すると言われており、HPVワクチン接種も予防に有効です。

子宮体がん 40代~60代(閉経後)に多く、近年増加傾向にあります。職から不正出血・茶色や黒色のおりものが出現し、症状が現れた段階ですみやかに受診すれば完治する可能性が高いがんです。
卵巣がん 40代~60代に多く、どの年代でもみられます。初期には自覚症状がなく、早期発見が難しいがんです。

 

蕨市がん検診について

蕨市で実施している検診(健診)については下記のリンクを御覧ください。

 

 

骨粗しょう症について

エネルギーや栄養不足、運動不足や睡眠不足などにより、骨の成長が阻害され、骨密度を増やすことができず、若年でも骨折しやすくなることがあります。
さらに閉経後は、骨芽細胞を活発にする女性ホルモンであるエストロゲンが激減するため、高齢女性の発症リスクが高くなります。

<予防のために日常生活でできること>
1.バランスのよい食事
2.運動、日光浴をする
3.禁煙し、アルコールを控えめにする
4.転ばないように注意する

 

骨粗しょう症検診について

骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多いため、定期的に骨粗しょう症検診を受けて自分の状態を把握し、骨密度の低下がみられたら早めに医師に相談しましょう。

こころの健康について

女性は女性ホルモンの変動により、こころの状態が不安定になることがあります。ひどい場合はうつ病に進行することもあります。
気分の落ち込み、睡眠障害、食欲不振などの症状がありましたら、医療機関に早めに相談しましょう。

 

こころの健康相談について

蕨市では、精神科医に受診の目安や生活上のアドバイスなどを相談することができます。
すでに精神科や心療内科を受診している方は、かかりつけの医師に相談しましょう。

「こころの健康相談」月1回、1組1時間程度(予約制)

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部保健センター
〒335-0001 埼玉県蕨市北町2丁目12番15号
電話:048-431-5590
保健センターへのお問い合わせは専用フォームへのリンク