第2話 蕨駅とサクラ、ケヤキ

ページ番号1005044  更新日 令和2年1月8日

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蕨駅は、明治26年7月16日から営業を開始しました。開業式とともに、新設の駅前通り開通式も行われ、駅前には、アーチが建ち、全世帯に記念手ぬぐいが配られ、まちをあげての祝賀に沸き立ったのでした。駅の周りと駅前通りの桜並木は大木になり、花見のころは露天も出てにぎわい、その美観は当時の紀行文にもみられるほどです。しかし明治末の2度の大洪水で枯れ、残る数本も昭和10年の台風で折れてしまいました。昭和42年、埼玉国体のとき鉄筋橋上駅に改築され、県内3位の乗降客数となり、西口に今はサクラに代わるケヤキがそびえています。昭和49年5月号掲載

昔の写真
昔 明治時代の駅前通りの桜並木
今の写真
今 昭和48年3月に植えられたケヤキ

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