街なみ環境整備事業
地区の整備に関する基本方針
整備の目標
現存する風格のある歴史的建築物等のアメニティ資源を保存、活用し、歴史的雰囲気のあるまちなみを残しながら、ハードとソフトを両輪とする「ゆとり」ある良好な環境形成のまちづくりを目指す。
整備の時期
平成7年度~平成17年度
地区施設等
通路等
中山道通り約1キロを歴史的景観道路として整備する。この道路修景の基本的な考え方として、
- 中山道を「背骨」として再生する。
- まちに賑わいをつくる。
- 歩いて楽しい道にするなどのテーマを掲げ、歩行者が安心して歩ける道にするため歩車道の分離を行い、既存電柱を中山道の景観に合うようなカラーポール化したり、潤いを演出するストリートファニチァ類、樹木などで工夫し、景観特性に配慮しながら整備を行うものである。
小公園等
平成7年度事業で「中山道北町ポケットパーク」(210.37平方メートル)の整備を行った。
(施設内容) モザイクタイル壁画4面、カラクリ時計・冠木門、解説板、水呑場、テーブル、照明灯、カラクリ時計及びモザイクタイル壁画投光器、自然石舗装、洗い出し舗装、植栽
その他
平成8年度事業で路地の修景整備として、こじんまりとしたやわらかな雰囲気や地域の歴史や思い出等を楽しみながら散策できたり、「辻」では、ちょっと休憩できる「緑陰」をテーマに、地域住民の憩いの場として路地の修景整備(延長99.1メートル w=4.6~8.3メートル)を行った。
住宅等
住宅
地区内には、江戸後期から昭和初期の古い建物が10棟点在しているため、これから建築される建築物は、「中仙道蕨宿まちなみ協定」の主旨に従い黒系統の日本瓦屋根とし、外壁等については、茶又は無彩色を採用し一階部分に庇等も設けるなど、中山道にふさわしい落ち着いたまちなみの統一を図る。市では住宅の立て替えについて平成7年4月1日から民間に対して助成を行っている。
敷地
「中仙道蕨宿まちなみ協定」により、敷地境界線から3階までの建物は、1.2メートル以上壁面後退し、同4階以上の部分については、4.8メートル以上の後退を行い、壁面後退部分には、自然石舗装や植栽等を行うように指導を行っている。
建築物の修景整備
歴史的景観道路整備
中山道ふれあい広場(ポケットパーク整備)
地蔵の小径(路地修景整備)
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このページに関するお問い合わせ
都市整備部まちづくり課都市計画担当
〒335-8501 埼玉県蕨市中央5丁目14番15号
電話:048-433-7714
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