ストックマネジメント計画（下水道施設長寿命化計画）

蕨市の下水道事業は、昭和44年度の事業認可取得以降、着実に整備を進めてきており、令和4年度末現在の普及率は約97％と県内でも高い水準に達しています。
一方、管きょの整備時期としては、昭和40年代から50年代のものが多く、布設後30年を経過する管路の割合が約75％、40年を経過する管路の割合が約60％を占めており、今後更新時期を迎える管きょが急増しつつあります。

そのため、下水道管路施設の健全性の低下傾向を捉え、施設の延命化とライフサイクルコストの最小化を考慮した効率的・効果的な予防保全型の維持管理計画を立案し、事故等の未然防止を図るため、平成28年度に「蕨市下水道管路長寿命化基本計画」を策定いたしました。今後、本計画に基づいた着実な対策を実施していきます。

• 蕨市下水道ストックマネジメント計画（蕨市下水道管路長寿命化基本計画） （PDF 6.0MB）

本事業については、平成31（2019）年度より、社会資本整備総合交付金制度を活用すべく、「社会資本総合整備計画（防災・安全）：蕨市における下水道の防災・安全基盤整備（その3）」に位置付け、計画を作成しましたので、公表致します。

• 社会資本総合整備計画

なお、交付期間の終了時には、計画に対する実現状況等の評価を行い、その結果についても公表するとともに、国土交通大臣に報告することとなっております。（※社会資本整備総合交付金制度については、国土交通省のホームページをご覧ください。）