蕨市公共下水道事業の概要

蕨市の公共下水道は、さいたま市・川口市・上尾市・蕨市及び戸田市の計5市による荒川左岸南部流域下水道の関連公共下水道として事業を展開しています。

下水道計画は、北町、中央、南町、塚越地区を合流式下水道、錦町地区を分流式下水道としています。

（合流区域392ヘクタール・分流区域118ヘクタール）

合流式下水道の範囲のうち塚越地区の下水は塚越ポンプ場に集め、汚水は南町ポンプ場へ、雨水は緑川へ放流しています。また、合流式下水道の範囲のうち塚越地区以外の下水は、南町ポンプ場へ集め、汚水は流域幹線で処理場へ、雨水は放流渠から緑川へ放流しています。

そして、分流式下水道の範囲（錦町地区）の下水は、汚水は流域幹線で処理場へ、雨水は調整池から上戸田川へ放流する予定です。

蕨市公共下水道事業の財源は、建設費については、国庫補助金、地方債、一般市費、受益者負担金により、また、維持管理費については、下水道使用料及び一般市費により賄われています。

維持管理に要する経費は、原則として雨水の処理に要する経費は公費で 、汚水の処理に要する経費は私費で負担することになっています。