平成29年3月28日　小型動力ポンプ（B2級）付軽消防自動車の寄贈について

この度、一般社団法人日本損害保険協会様より、蕨市に対して、高性能な小型動力ポンプが付いた軽消防自動車が寄贈されました。

この小型動力ポンプ（B2級）付軽消防自動車は、狭い道路や悪路での走行に向いているため、火災発生時に機動性を発揮し、女性消防団員にも取扱い易く、蕨市の消防力強化につながるものであります。

今後は、蕨市消防団本部に配備させていただき災害出動はもとより、消防PR活動等に使用させていただきます。

一般社団法人日本損害保険協会　消防車両等の寄贈経緯について

近年、地震や台風、局地的豪雨等の自然災害が各地で発生するなか、地域防災力の要である消防団の果たす役割の大きさが改めて認識されています。

このような状況を踏まえ、2013年12月に制定された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」は、消防団を地域防災力の中核として欠くことのできない存在と位置づけています。そして、消防団への加入促進など消防団の基盤強化のため様々な取組が進められています。

当協会ではこうした動きに先駆け、離島には1982年度から消防自動車等を消防団に寄贈しており、地域の消防力の強化・拡充に貢献しています。また、全国の市区町村では、1952年度から行っていた消防本部への消防自動車の寄贈にかえて、2004年度から消防団に軽消防自動車を寄贈しています。

受納式について

平成29年3月28日（火曜）日本損害保険協会関東支部の中川委員長をはじめとする関係者の皆様を招き、受納式を行いました。

受納式では、蕨市女性消防団員による小型動力ポンプを使用しての放水訓練も実施しました。

この度、寄贈いただきました日本損害保険協会様を初め、関係者の皆様には心から感謝するとともに、今後も、災害に強いまちづくりを進めてまいります。