臨床検査部門

臨床検査部門のご案内

臨床検査とは、大きく分けて2つあります。1つ目は、患者さんから採取した血液や尿、細胞、便などの検体を用いて、身体の状態を調べる「検体検査」です。2つ目は、心電図や超音波など患者さんを直接調べる「生理機能検査」です。検査科では、医師の指示に基づき、毎日、さまざまな検査を実施しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、検査の拡充が叫ばれる中、当院では、鼻咽頭のほか、唾液を検体としたPCR検査はもちろんのこと、令和2年6月にいち早く新型コロナ抗原定量検査機器のルミパルスG1200を導入しました。このとき全国で800の医療機関しかありませんでした。抗原定量検査の利点は、PCR検査と同等の精度を有するとともに、迅速に結果が得られることで、新型コロナウイルスに感染されている方の早期発見に力を発揮しています。

新型コロナウイルス抗原定量検査

月別検査数と陽性率

	6月	7月	8月	9月	10月	11月
検査数	49	102	169	225	233	267
陽性率	0	3.6％	3.8％	0.4％	3.7％	5.3％

 

年代別検査数と陽性率

	10代以下	20代	30代	40代	50代	60代	70代	80代	90代
検査数	103	146	200	116	80	61	145	137	55
陽性率	1	2.1	2.7	5.1	4.1	0	2	2.7	1.7

 

PCR検査

月別PCR検査数と陽性率

	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月
検査数	70	42	145	73	105	65	100	114
陽性率	5.7	0	2.1	4.1	7.6	4.6	5	12.3

 

年代別件数と陽性率

	10代以下	20代	30代	40代	50代	60代	60代	70代	80代
検査数	96	126	102	119	79	44	67	55	26
陽性率	2.1	7.1	10.8	6.7	6.3	6.8	1.5	1.8	0