給食センターの一日

ページ番号1001749  更新日 令和2年8月7日

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学校給食センターでは、市内の小中学校全ての給食を「蕨市立学校給食センター」で作っています。

「安心・安全でおいしい給食」で、蕨の子供たちがすくすく育つように愛情をたっぷりとこめています。

令和元年度の応募献立『石狩鍋』を例に、給食センターの1日を紹介します。

納品

学校給食センターは、午前8時15分から始まります。

野菜、肉、魚などたくさんの食材が納品されます。

写真1
朝、納品業者のトラックが納品に来ます

検収

届いた食材を1つずつ確認していきます。

鮮度、数量、賞味期限、品温、産地などについてチェックし、記録しておきます。

写真2
食材の検収をしています

下処理

野菜の下処理

検収が終わった食材は、調理できるように準備をしていきます。

野菜は、泥や皮などを取り除き、ていねいに洗います。

写真3
野菜を切ります
写真4
野菜を3回洗います
写真5
給食センターには、野菜裁断機(フードスライサー)2台、さいの目切り機、千切り機、みじん切り機があります。
料理のイメージに合わせて、野菜を切ります。

野菜裁断機で切りにくい野菜、練り製品などは、手を使って切っていきます。

写真6
春菊は手作業で切りました

肉・魚・その他の食材の下処理

肉や魚、その他の食材は、専用の容器に移し替え、調理が始まる直前まで冷蔵庫・冷凍庫で保管します。

この日は鮭を使いました。鮭の生臭さを取り除くために、調理前に1度ゆでました。

写真7
鮭を箱からザルへと移します
写真8
鮭をゆでて、臭みを取りました

調理

汁物・煮物・炒め物など

汁物、煮物、炒め物などは、蒸気釜を使って調理します。

1つの釜で約1000人分の料理を作ることが出来ます。給食センターには、釜が6つあり、毎日活躍しています。

食材や調味料の入れる順番や火のとおり加減で味は大きく変わります。

おいしく作れるように、調理員さんたちが考え、工夫をしながら作っています。

写真9
お湯を沸かしてから、豆腐を入れました
写真10
野菜を入れて煮込みます
とうふが入っているので、崩さないように優しく混ぜていきます
写真11
鮭を入れます
食材を釜に入れるときも、食材の傷んだものが入っていないかなど、気をつけながら作業しています
写真12
火のとおりやすい、葉物は最後にいれます
白菜を入れて、混ぜます
写真13
給食センターで調理したものは、全て温度を測ります
写真14
「石狩鍋」が完成しました
写真15
完成した料理は、クラスの人数に合わせて、食缶やバットに配食していきます
調理員さんのつかっている柄杓は、1杯で約10人分の汁物を入れることが出来ます

和え物・サラダ

和え物やサラダに入れる野菜は、食中毒を予防するためにゆでて使用しています。

写真16
サラダで使う野菜をゆでます

ゆでた後は、水で冷ましていきます。冷ました野菜は、和える時間まで冷蔵庫で保管しておきます。

写真17
ゆでた野菜はしっかりと冷やしていきます

和える時間になったら、野菜を釜で和えて、クラスごとのバットに配食します。

1回で約500~600人分の和え物が完成します。

写真18
野菜を和えます。約500人分のサラダが出来あがります
写真19
クラスのバットに分けていきます

果物

ゆでることのできない果物は、消毒をして使用します。

納品されたら、水でよく洗い、消毒液へとつけます。消毒液をよく洗い流し、食べやすい大きさに切り、バットへと配缶していきます。

写真20
果物は消毒をします

写真21
均等に切ります

揚げ物・焼き物

揚げ物は「連続フライヤー」、焼き物は「連続焼き物機」と呼ばれる機械で調理します。

10分おきに温度、味などを確認し、配食していきます。

写真22
揚げ物はフライヤーで揚げていきます

写真23
揚がったら、バットに入れていきます
写真24
10分毎に温度を測り、火が通っているかを確認していきます

配送

配食の終わった食缶やバットは、学校・クラスごとにコンテナへ入れ、3台のトラックで学校へ配送します。

写真25
出来上がった食缶・バットは、コンテナの中に詰め込みます。
写真26
コンテナをトラックに入れていきます
写真27
学校へとトラックで運びます
運転手さんは、交通安全にも気をつけて届けています

残菜調査

給食の時間が終わり、各学校から残菜や食器が給食センターへと戻ってきます。

戻ってきた残菜は、学校ごとに何がどのくらい残っているのかを調査し、記録しています。

残菜を見ながら、味つけや量がちょうどよかったかを振り返ります。

写真28
各クラスの食缶に戻された残菜をザルへとあけていきます
写真29
どのくらい残っていたのかを計り、確認します

写真30
1日で出た残菜や野菜くず、包装容器の量です
写真31
衛生センターへと運んでもらい、焼却処分をします

教室で残った少しの残菜も、市内全校の分となると大量になってしまいます。

苦手な食材・料理でも一口はチャレンジすることができるといいですね!

洗浄・消毒

食缶・バットの洗浄

学校から戻ってきた食缶やバット、食器などは、台車に乗せてそれぞれの洗浄コーナーへと運びます。

汚れをしっかりと落とすために、1つ1つ下洗いをした後で、食缶用洗浄機に入れてを洗浄を行います。

写真32
食缶やバットを洗います
写真33
おたまなどもひとつずつ確認をします

食器・おぼんの洗浄

食器やおぼんは、食器用洗浄機を使って洗浄します。

洗浄された食器は、クラスの人数に合わせて食器かごへいれていきます。

写真34
給食センターには2台の洗浄機があります。

食缶・バット・食器の乾燥

洗浄された食器、食缶やバットなどは、熱風消毒保管庫にいれます。

90℃以上の熱風で90分以上乾燥・消毒した後、そのままの状態で翌日まで保管します。

写真35
熱風消毒保管庫に入れます
写真36
熱風消毒をして翌日まで保管します

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このページに関するお問い合わせ

教育部学校給食センター
〒335-0005 埼玉県蕨市錦町2丁目6番14号
電話:048-443-4151
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