帯状疱疹について

ページ番号1009437  更新日 令和5年2月1日

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帯状疱疹とは

水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。水痘が治癒した後もウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。

症状

皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って、水疱が帯状に出現します。
通常、皮膚症状の出現2~3日前から痒み、もしくは痛みが出現し、初期は皮膚が赤く腫れます。1週間程度経過すると、水疱が多発するようになり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状も出現するようになります。
通常2~4週間で水疱が破れて痂皮化(かさぶたになる)し、皮膚症状が正常に戻ります。

合併症

最も一般的な合併症は、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長期の神経痛です。
この神経痛は3か月以上続く疼痛で、帯状疱疹患者の10~50%に出現し、高齢になるほど多くみられます。

治療

抗ウイルス薬の投与を行います。より早期に使用すると効果が高く、重症例では入院して点滴治療を行います。

帯状疱疹が疑われる症状が現れた場合は、できるだけ早く医師に相談しましょう。

予防のポイント

免疫力が低下しないように、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんととるなど日頃から体調管理に努めることが大切です。

ワクチンについて

帯状疱疹は、ワクチンを接種することで発症や重症化を抑えることができます。
帯状疱疹のワクチンは、50歳以上の方が対象です。

なお、帯状疱疹は法令で定められた定期予防接種の対象疾患でないため、ワクチンを接種する場合は任意予防接種となります。接種費用は医療機関ごとに定められており全額自己負担となります。

接種をご希望の方は、医療機関へ直接ご相談ください。

 

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